伊藤恵理

最近では、TEDやTEDxといったトークショーで、科学技術者のアイデアをスタイリッシュに世界に発信できる機会も増えました。また、STEAMが誕生したりして、科学を伝えるコミュニケーションの大きな進歩を嫡しく思っています。 その反面、科学技術や社会実装の仕組みが理解されないまま、一部でイメージばかりが先行する状況に不安を感じるようにもなりました。AI、ロボット、自動運転車、ドローン、シンギュラリティなどについて、多くの専門家が、一般社会の捉え方とのギャップに違和感を覚えています。 科学技術の発展に伴って、豊かな未来を築くためには、文系・理系の壁を超え、時代に合った正しい科学リテラシーを身につける必要があります。